宮城で保存機関車を見る。〜国鉄交流電機編〜

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本来なら「2012年新春まったり会」のことでも書かなければいけないところなのですが、
この件に関しては、珍しく「かつぱちんブログ」が早々にとり上げてくれた ので
あっさりと省略。。。 (笑) ↑をクリックのこと

で、楓ちゃんは「まったりついでの保存機めぐり」で見た
東北で活躍した懐かしの機関車たちのことでも書きとめておきたいと思います m(_ _)m

まずは、私にとってある種「念願のご訪問」となった利府界隈での 旧国鉄交流電気機関車編

この 栄えあるファーストナンバーの機関車たち
元々は(一部を除き)利府駅の構内等に長く保管されていたとのことですが、
「落書き事件」等、いろいろな経緯があって
現在は同じ利府町にある「新幹線総合車両センター」内で
蒸気機関車や往年の新幹線車両と共に保存されています。(見学可能)

それでは、順を追ってこの東北ゆかりの機関車たちのことを紹介していきましょう〜か !

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ED71形電気機関車

1960年(S35)3月の東北本線黒磯ー福島間交流電化開業時に登場した、
国鉄初の2,000kW級本格的幹線用交流電気機関車。55両製造。

特筆すべきは1964年(S39)に新設された東北初の寝台特急「はくつる」牽引という大役を
翌1965年(S40)10月の盛岡電化までの短い間のことではありましたが、
上野〜黒磯EF58→黒磯〜仙台ED71→仙台〜青森C61(盛岡ー青森はC60の前補機付き重連)と、
今考えると実に豪華なリレー陣の中の大事な中継ぎ役で努めていました !

楓ちゃんとしては、東北新幹線大宮暫定開業がせまる'82年の冬から春にかけて
東京から楓村への帰省の途中に何度か福島界隈へ寄って
最後の活躍をしていた姿をカメラにおさめたことが印象深い懐かしのカマです。

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ED75形電気機関車

旧国鉄が交流電気機関車の決定版として1963年から製造、量産した幹線用標準機で
東北本線・常磐線を中心に奥羽本線や羽越線等でも活躍した名機関車のひとつ。総数302両。

「はくつる」「ゆうづる」「あけぼの」等の寝台特急を、夜行急行を、長距離ドン行を、
さらには、重連総括で高速1000トン貨物を牽いてゆく様はまさに「エースの貫禄」でした。

初めて見た頃からすでに45年以上。
思い出は多すぎて語り尽くせないけど、
C60・C61で牽引していた客レが、ある日こつ然とこの深紅の機関車を先頭で現れた時の
幼き日の楓駅でのインパクトがやっぱり一番忘れられません !

楓ちゃんには、まさに「お馴染み中のお馴染み電機さん」なのですが、
この1号機は試作の意味合いもあり車体のすそが一直線のまま・・・
初期車仕様の丸みのあるスカートと相まってちょっと違ったイメージに感じました。

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ED77形電気機関車

ED75形の仕様を基に軸重制限のある線区への入線とサイリスタ位相制御の実用化がなされたのが本形式。
中間台車の空気圧力を調整することで動輪軸重を変化させ、軸重制限区間への入線を可能とした。総数16両。

ED77といえば「磐越西線電化区間の専用機」というイメージで
どうしても磐梯山をバックに走行している姿を思い描いてしまう楓ちゃんですが、
意外なことに、実は現役時の走行シーンをチャンと記録した記憶はなく

(「D51冬磐西」当初は撮影出来たはずですが、きっと雪景色のSLに心を奪われ「アウト・オブ・眼中」だった ?)

今となっては、ちょっぴり残念なことをした感じです・・・

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ED78形電気機関車

1968年(S43)の奥羽本線米沢〜山形間交流電化ならびに福島〜米沢間の交流電化切替に伴い、
33‰の急勾配を有する板谷峠の通過対策を主として開発された交流電気機関車。総数14両。
脆弱軌道で軸重制限のあった仙山線への入線も可能とするためED77同様の中間台車も装備。

ED78は、国鉄交流機としては最後に現れた機関車ということで
楓ちゃん的には「最新鋭で完成された交流機関車」なんていうイメージをずっと持っていて (汗)

(だって、サイリスタ制御・交流回生ブレーキ装備なんて「いかにも」だったもん !?)

ところで、ED75の場合は必ずしも正面窓上の「つらら切り」は、無くても平気なんだけど、
山線仕様のこの78や先の77、また後に続くEF71等は「いかにも山男」の風情で
このひさしは「なくてはならないもの」とかってに思っております (笑)

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EF71形電気機関車

急勾配の板谷峠での牽引定数確保のためED78と共に開発されたF級交流機関車。
出力は、国鉄交流機最大の2,700kW。総数15両。

2120形(B6)- 9150形(F1)- 9200形(F2)- 4100・4110形 - E10形 (以上蒸機)
EF15形 - EF16形 - EF64形0番台 (以上直流機)と続いた板谷用「峠のシェルパ」の
いわば最後の交流電機版がこのEF71 (& ED78)って感じなのでしょう。

直流電化時代のEF64+キハ82系「つばさ」と共に、交流時代のEF71+キハ181系「つばさ」の姿は
楓ちゃん「あこがれの鉄道情景」のひとつでした♪ (見てないけど)

*利府にて'12.1.8 FUJIFILM X-10*

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ED91(旧ED45)形電気機関車

1955年8月10日国内初の交流電化実験線区となった仙山線陸前落合〜熊ヶ根間で各種試験を行うため
別仕様のED90(旧ED44)と一緒に試作された機関車のひとつ。総数3両。

いかにも試作車然としたスタイルは、メーカー各社が当時の私鉄電機の車体を利用したからだとか。
でも、今ある日本の新幹線技術の一端は、間違いなくこの機関車たちが作り上げたと思うとなかなかに感無量。

ちなみに、ED9111は、利府駅北方の「森郷児童公園」方に、また別立てでご紹介するつもりのSL
C58354と共に保存されてます。

*利府にて'12.1.8 FUJIFILM X-10*




ED71 82o

ED75花巻77o

ED78 82,1

EF7115 82o

*東北本線南福島-金谷川'82.3 Canon F-1 FD85mm/f1.8 Try-X* (再掲載)
*東北本線花巻'77.1 Asahi Pentax SP-F SMC Takumar200mm/f4+TELEPLUS MC6 2× ネオパンSSS* (再掲載)
*奥羽本線福島'82.1 Canon F-1 FD85mm/f1.8 Try-X*
*奥羽本線福島'82.1 Canon F-1 FD50mm/f1.8 Try-X*

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takahashi kaede

Author:takahashi kaede
生まれた所・住んでる所→みちのく「楓村」
生まれた時→DC特急「はつかり」誕生の一週間後
*「蒸気機関車のいる風景」と「アルプスの少女ハイジが暮らすアルムの情景」そして「地元あまちゃんワールド」をこよなく愛しています。*

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